林蔵(りんぞう)〈靄船の林蔵(もやふね の りんぞう)・帳屋の林蔵(ちょうや の りんぞう)・削掛の林蔵(けずりかけ の りんぞう)・御託の林蔵(ごたく の りんぞう)〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:43 UTC 版)
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上方では帳屋(書き物道具を扱う文房具屋のような商い)「帳屋林蔵」の看板を掲げつつ、裏では一文字屋仁蔵のもとで仕掛の仕事を請け負っている。彼の手にかかると、真か嘘か分からないまま靄の中を歩むかのように騙されて玩ばれることから、盆になると靄の中を琵琶湖から叡山に到る坂本の坂を亡者を乗せて登る比叡山七不思議のひとつ、「靄船」の二つ名がついた。又市の手法とは異なり、人の心を束縛する闇を妖怪に変えて解き放つという手法をとる。
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