枕探
- 同上(※「かんたん」参照)。〔第三類 犯罪行為〕
- 寝たる人の枕許を探して金品を盗むもの。邯鄲師。
- 閨中の窃盗をいふ。〔犯罪語〕
- 〔犯〕宿屋窃盗のこと。旅客の脱き捨てた着物や物品、枕の下へ置いた金銭などを盗むものを云ふ。「カンタン」「マルケンユメバ」などに同じ。〔一般犯罪〕
- 枕探しは旅宿などで蒲団の下にある金品や脱ぎ捨てた衣類などを盗むものである。「邯鄲師」とも云ふ。
- 旅客などの寝てゐる中に所持して居る金品を盗み取ることをいふ。
- 「かんたんし」に同じ。略して「まくら」とも云ふ。
- 邯鄲師に同じ。宿屋に泊つて客を装ひ、旅客の金品を盗む泥棒。枕の下を探して財布を盗む処からいふ。枕を探すのでなく、枕許にある金品を探して取るのである。
- 旅館の客に化けて夜間窃盗すること。三島、江差。
- 〔犯〕寝た人の枕もとから金品を盗む賊。カンタンシ(邯鄲師)ともいう、夢の場で仕事するものの意。
- 旅館の客に化けて他の客の金品を窃取すること。〔一般犯罪〕
- 宿屋窃盗。宿泊人の枕元を探すところより。〔盗〕
- 宿屋あらしで「かんたん師」に同じ。略して「まくら」ともいう。
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