松風閣詩巻
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『松風閣詩巻』(しょうふうかくしかん)は、崇寧元年(1102年)の流謫中の書で、晩年の作として特に重視されている。自詠の詩を行書で29行に書いている。この詩巻には顔真卿の他に、柳公権の筆意をも兼ねあわせた筆致が伺え、一段と円熟した境地に達している。紙本。台北・国立故宮博物院蔵。
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