東郷健イラスト問題での対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:55 UTC 版)
「木村三浩」の記事における「東郷健イラスト問題での対応」の解説
1984年(昭和59年)7月、『新雑誌X』1984年8月号に同誌編集長丸山実と雑民党の東郷健が、昭和天皇がマッカーサーに犯されているイラストを掲載、このことが右翼から不敬とされ問題視される。これを掲載した東郷と野村秋介、鈴木邦男があるパーティーで肩を組んで撮られたスチールが『噂の真相』のグラビアを飾り、「新右翼は極めつけの不敬者と親しいのか」との批判が右翼内部から巻き起こった。これに対して何者かが『新雑誌X』の事務所と東郷健の自宅を襲撃。一方、木村は公開討論会を東郷に要求していたが、東郷はこれを拒否。偶然にも、新宿区の路上で東郷と出くわした木村が「あなたは東郷健でしょ?」と問うたところ、東郷は「私は違う」と否認した。木村はこの東郷のシラを切る態度に抗議して、殴った。その後、東郷本人は「肋骨を折られた」と言っている。そして、反権力を主張していたものの、東郷が被害届を出し、木村は傷害罪で逮捕される。
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