東家小満之助とは? わかりやすく解説

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東家小満之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 20:31 UTC 版)

東家 小満之助(あずまや こまのすけ)は音曲師、女道楽


2代目東家 小満之助(あずまや こまのすけ、生没年不詳)は、常磐津女流音曲師、女道楽。本名:青木てふ。

2代目 東家 あずまや 小満之助 こまのすけ
本名 青木 てふ
生年月日 1874年
没年月日 不詳年
活動内容 常磐津女流音曲
女道楽
配偶者 4代目三升亭小勝
所属 三友派

来歴

1901年の新聞に立花家和歌吉、青木てふ(二八)と本名と年齢が掲載されており生まれは1874年と推測される。出生地不明。

はじめ四谷で芸者をしていたが明治30年代に「常盤津和歌吉」(または立花家和歌吉)を名乗り、寄席に進出。1901年11月に二代目東家小満之助を名乗り真打に昇進する。のちに落語家の四代目三升亭小勝の妻となる。

1904年7月には小勝ともに上方に出向き、三友派に席を置き高座に上がる。立花家?まる吉との女道楽コンビで活躍。明治の末まで高座に出るが大正に入り、東京の上総[疑問点]で再び芸者に戻った。その後時折寄席に出ていたこともあったが1928年を最後に消息は不明。

ディスコグラフィー

  • 「東家小滿之助改メ品川お蝶」名義
  • 「東家小滿之助改 お蝶」名義
    • SPレコード『常盤津 式三番叟』東京品川・ニッポノホン 134[3]
    • SPレコード『小唄 トツチリトン(西行法師)』『常盤津 式三番叟』東京・ウグイスレコード 627/628[4][5]

出典

  1. ^ [1]
  2. ^ 東家小滿之助改メ品川お蝶『松盡し 端唄』(まつづくし はうた)神戸 : 時枝商店〈Mikadophone〉(2261/2262)、出版年不詳(19--年)、レコード1枚、78rpm ; アナログ、25cm、国立国会図書館書誌ID:000010802790
  3. ^ [2]
  4. ^ [3]
  5. ^ [4]

参考文献

  • 諸芸懇話会・大阪芸能懇話会 編『古今東西落語家事典』平凡社、1989年。 ISBN 4-582-12612-X 
  • 『古今東西噺家紳士録』



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