条件網羅 (condition coverage) (C2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:14 UTC 版)
「ソフトウェアテスト」の記事における「条件網羅 (condition coverage) (C2)」の解説
条件網羅基準を用いてテストを行う場合は、各々の個別条件について、全ての可能な結果を少なくとも1回はとるように実行すればよい。条件網羅基準は分岐の方向を意識しないため、分岐網羅・命令網羅の基準を満たさないことがある。 なお、判定結果に影響を与えない真理値に関しては省略しても良い。例えば判定条件: x > 0 || y > 0 に対して条件網羅性を満たすようにテストする場合、単純にテストするとx > 0の真偽、y > 0の真偽の両方を考慮して4通りのテストが必要になるが、x > 0が真の場合にはy > 0の真偽は判定条件に影響しないこと(短絡評価)を考慮すれば、以下の3通りのテストをすればよいことがわかる。 x > 0 かつ y > 0(または、x > 0 かつ y <= 0) x <= 0 かつ y > 0 x <= 0 かつ y <= 0
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