木製削りだし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:05 UTC 版)
伝統的な製作法。よく枯らした節の無いパイン (pine)、ホワイト・パイン (white・pine)、ホワイト・シーダー (white・ceder)、マホガニー (mahogany) を使う。 大きなブロックから一木(いちぼく)つくりで削りだして、中をくりぬく。削る分量が多く、失敗したときに修正が困難。 他の一法は、俗に「ブレッド・アンド・バター」法と呼ばれ、食パンのような薄板を垂直に重ねて接着した粗材から削りだす。船体の水平断面を囲むように糸鋸で切り抜いた形の板を重ねるので、段差を均すように削ればよく、削る分量は少ない。 両方とも、各前後位置の断面ゲージを当てながら削っていき、中をくりぬく。
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