朝鮮の後宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 04:49 UTC 版)
李氏朝鮮における内官は、『経国大典』によると嬪(빈、ピン、正一品)・貴人(귀인、クィイン、従一品)・昭儀(소의、ソウィ、正二品)・淑儀(숙의、スグィ、従二品)・昭容(소용、ソヨン、正三品)・淑容(숙용、スギョン、従三品)・昭媛(소원、ソウォン、正四品)・淑媛(숙원、スグォン、従四品)などであり、正一品から従四品までが王の後宮であった。 尚宮(상궁、サングン)をはじめとする正五品以下は職務に従事する女官たちであった。嬪以外は、そのまま階級名を名前とした。嬪は、嬪の前に漢字を1字ないし2字つけることが許されていた。 側室の地位は、実家の家柄、王子を産んだか、王女を産んだかによってもかなり違っていた。
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