最優秀選手賞の選考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 23:18 UTC 版)
「1941年のメジャーリーグベースボール」の記事における「最優秀選手賞の選考」の解説
ジョー・ディマジオは打点王で、テッド・ウイリアムズは首位打者・本塁打王だったが、リーグMVPはジョー・ディマジオであった。これが2度目の受賞で、4割を打ったテッド・ウイリアムズとはわずか37票差であった。最優秀選手賞(MVP)は新聞記者の投票で決まる方法であり、ディマジオが新聞記者の評判が良いのに比べてウイリアムズは新聞記者との関係が悪く、特に地元ボストンの記者ですらウイリアムズについて「ディマジオはチーム優先でヤンキースを優勝させたが、ウイリアムズは自分の記録優先で、だからレッドソックスは優勝できない」と書かれる始末であった。そして翌1942年は三冠王になりながらMVPはヤンキースのジョー・ゴードンが選ばれ、終戦後の1947年にも再び三冠王になりながら1票差でディマジオがリーグMVPに選ばれている。
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