暫定制御モジュール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/30 02:46 UTC 版)
暫定制御モジュール(Interim Control Module、ICM)は、国際宇宙ステーション(ISS)のズヴェズダモジュールが壊れたり、予定の打上げ期間内に打上げられなかった場合に備えて、アメリカ航空宇宙局(NASA)が製造した暫定的な「タグ」の役割を果たすモジュールである。偵察衛星を異なる軌道に配置させるのに用いられたTLD(Titan Launch Dispenser)を基にしたものである。「ズヴェズダ」(サービスモジュール)の推進系と同等の能力を与えることで、ザーリャの寿命を延ばすことを目的として準備されていた。
|
- 1 暫定制御モジュールとは
- 2 暫定制御モジュールの概要
- 暫定制御モジュールのページへのリンク