春日井市内にある天王社とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 春日井市内にある天王社の意味・解説 

春日井市内にある天王社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 04:47 UTC 版)

春日井市内にある天王社(かすかいしないにあるてんのうしや)は、愛知県春日井市に存在する天王社(てんのうしゃ)、および津島神社(愛知県津島市)系統の神社(こちらも天王社と称される)の一覧記事である。

概要

愛知県春日井市には、天王社(てんのうしゃ)が複数存在している[1]。天王社とは、牛頭天王スサノオを祭神とする祇園信仰神社である。東海地方においては、津島神社(愛知県津島市)系統にもこの名称が使用される場合がある。なお春日井地区の村々から、津島の津島神社の祭礼の日である6月15日に代参が出されるという津島詣が行われたという[2]

江戸期の神仏習合や明治期の廃仏毀釈の経緯から、かつては異なる社・祠だったが現在は天王社であるとか、元々は天王社だったが現在は異なる社・祠になっているものも存在する。そのため、ここには天王社だけでなく、津島神社や天王神社系の神社も掲載する。なお、順番は順不同である。

春日井市内にある天王社

以前は天王社であったもの

  • 稲荷社(牛山町)- 牛山町新田地区にある元天王社。目の前に天王橋[14]があり、かつてあった天王社を偲ばせている。
  • 小木田神社(小木田町)-関田村の鎮守であり、別名天王社ともいわれた[15]。「源氏天流関田棒の手」が伝承されており、県指定文化財無形民俗文化財[16]に指定されている。

脚注

  1. ^ いのぐち泰子「尾張の天王信仰」『郷土誌かすがい 第56号』春日井市教育委員会文化財課
  2. ^ 櫻井芳昭「春日井を通る街道14 西へ向かう参詣者でにぎわう下街道」『郷土誌かすがい 第53号』春日井市教育委員会文化財課
  3. ^ 富中昭智「六軒屋の『天王間公園』に鎮座する祠を追って」『春日井郷土史 第9号』春日井郷土史研究会
  4. ^ 富中昭智「山王(さんのう) 春日井の地名80」『広報春日井』平成29年1月1日号 現在、春日井市の公式HPに掲載されていない。HP『春日井の歴史を発掘する!』所収
  5. ^ 近藤雅英「春日井の発展に尽力した 永楽屋藤田與七」『郷土誌かすがい 第81号』春日井市教育委員会文化財課
  6. ^ 「境内社・境外社」『摂社・末社』神社本庁 本来は摂社・末社と呼ぶべきとは思うがその区分は難しいので、ここでは見た形としてはっきりしている「境内社」を使う。
  7. ^ 「春日井市・玉野祇園(天王)祭り」『尾張の山車まつり』
  8. ^ 長谷川浩「松河戸の夏祭り」『松河戸の沿革』人間文化科学研究所
  9. ^ 「年間行事」『柏井八幡社』公式HP
  10. ^ 「総天王祭2024年7月13日」『白山神社』公式HP
  11. ^ 『白山神社』公式HP
  12. ^ 「覚明霊神誕生地」『春日井の歴史と文化財』春日井市教育委員会文化財課
  13. ^ 『春日井市史 地区誌編1』春日井市、昭和59、161頁。 
  14. ^ 富中昭智「牛山町の新田地区にある天王橋を追って」『春日井郷土史 第8号』春日井郷土史研究会
  15. ^ 「小木田神社」『春日井の神社』春日井市教育委員会社会教育課
  16. ^ 「小木田の棒の手 小木田町源氏天流関田棒の手保存会」春日井市教育委員会文化財課

参考文献を追加

・『春日井市の神社』春日井市教育委員会社会教育課 昭和58年 『愛知県宗教法人名簿』(愛知県総務部学事課 昭和47年)記載の神社を対象として、春日井郷土史研究会の会員が文献資料をもとに、古老や神職からの聞き取りなど調査して、執筆している。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  春日井市内にある天王社のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「春日井市内にある天王社」の関連用語

春日井市内にある天王社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



春日井市内にある天王社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの春日井市内にある天王社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS