春にして君を想う (小沢健二の曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 00:55 UTC 版)
「春にして君を想う」 | ||||||||
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小沢健二 の シングル | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | 8センチCDシングル | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
レーベル | EASTWORLD ⁄ 東芝EMI | |||||||
作詞・作曲 | 小沢健二 | |||||||
プロデュース | 小沢健二 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
小沢健二 シングル 年表 | ||||||||
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「春にして君を想う」(はるにしてきみをおもう、英語: Childish Tango[2])は、小沢健二の楽曲。1998年1月28日に東芝EMIから18枚目のシングルとして発売。
解説
1997年8月24日に長野県の富士見高原スキー場で行われたライヴ「PARTY PARTY'97 」において、新曲として披露された。
シークレット・トラックとして「ある光」が収録されている。この作品以降、小沢は2017年の『流動体について』まで、約20年間CDシングルを発売しなかった[注釈 1]。
アルバムに収録されることはなかったが、2023年に川上未映子による短編集「愛の夢とか」より「アイスクリーム熱」を原案に千原徹也が監督した映画「アイスクリームフィーバー」のエンディングテーマに採用されたことからその際にリマスターされた音源が同年6月20日に「春にして君を想う (2023 Remaster)」として配信限定でリリースされ、同年7月14日には完全限定生産で小沢自らがデザインした7inchアナログ盤も制作され、ユニバーサルミュージックの公式通販サイトにて抽選販売が行われた[2][3]。アナログ盤は透明ピンクのレコードの片面にドット絵の読書する猫、アイス食う鮫、マッチョ犬がレーザーで彫られ、ジャケットはシルクスクリーンで印刷された。
収録曲
- 春にして君を想う
- 春にして君を想う (instrumental)
- パッケージ上には記載されていないが、2の演奏終了後、数秒間の無音部を挟み、前作「ある光」(“JFK 8'16" Full Length”のバージョン)が収録されている。
参加ミュージシャン・スタッフ
- 参加ミュージシャン
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- written&produced by KO
- arranged by Takeshi Shibuya
- Shibuya Takeshi Orchestra
- Koichi Matsukaze (flute)
- Kohsuke Mine (tenor sax)
- Kenta Tsugami (soprano sax)
- Eiichi Hayashi (alto sax)
- Taisei Aoki (trombone)
- Akihiro Ishiwatari (guitar)
- Tamio Kawabata (bass)
- Ryojiro Furusawa (drums)
- Takeshi Shibuya (piano)
- スタッフ
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- a&r producer ・ Makoto ELF Ito
- a&r director ・ Hiromitsu Takada
- photography ・ HRMX 101 (PhotoDroid)
- art direction&design ・ AKM9000
- recorded by Hiroyuki Hamano
- mixed by HH&KO
- mastered by Tom Coyne at Sterling Sound
- dedication ・ my parents&STO
テレビ出演
脚注
注釈
出典
- ^ 「春にして君を想う | 小沢健二」『ORICON NEWS』oricon ME。2025年7月27日閲覧。
- ^ a b 「小沢健二「春にして君を想う」が映画「アイスクリームフィーバー」エンディング曲に決定」『音楽ナタリー』株式会社ナターシャ、2023年6月20日。2023年6月20日閲覧。
- ^ Ozawa Kenji 小沢健二 [@iamOzawaKenji] (20 June 2023). “指でさわるサイトです。 https://春にして君を想う.net”. X(旧Twitter)より2023年6月20日閲覧.
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