旧共和制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/06 05:22 UTC 版)
米西キューバ戦争の結果、1902年にキューバは主権を持った共和制国家として独立した。第一次世界大戦によって西ヨーロッパが没落し、ヨーロッパやアメリカ合衆国で黒人文化が発見されると共に、キューバでもネグリスモが盛んになり、黒人詩の大成者となったニコラス・ギリェンが現れた。小説においては、黒人の歴史を主題にしたリノ・ノバス・カルボや、『この世の王国』(1949)でハイチ革命を描き、グアテマラのミゲル・アンヘル・アストゥリアスと共に魔術的リアリズムの先駆者となったアレホ・カルペンティエールが活躍した。 キューバ人の文学者ではないものの、キューバをこよなく愛し、22年間キューバに暮らしたアメリカ合衆国の作家アーネスト・ヘミングウェイは後期の重要な著作『老人と海』をキューバで書き上げている。
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