旧ウルゲンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:34 UTC 版)
旧ウルゲンチは、現地ではクフナ・ウルゲンチと呼ばれ、ホラズム・シャー朝期からティムール朝期の遺跡が残されている。こちらはトルクメニスタン共和国に属し、2005年に、ユネスコの世界遺産に登録された。 テキシュ廟12世紀のホラズム・シャー、アラーウッディーン・テキシュの墓廟。ホラズム・シャー朝期の代表的な遺跡で、青いタイルで飾られた三角錐の帽子型の屋根が特徴的である。 クトルグ・ティムールのミナレット14世紀にジョチ・ウルスのホラズム総督ティムール・クトルグによって建設されたミナレット。テキシュ廟の北西そばに位置し、中央アジア最長の67mの高さを誇る。 テュラベク・ハヌム廟クトルグ・ティムールの夫人テュラベク・ハヌムの墓廟。旧ウルゲンチで最大の建造物。 このほか、キャラバンサライやスーフィズムの聖者の墓廟が数多くあり、トルクメニスタンの主要な観光地である。
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