日本での栽培史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 06:02 UTC 版)
スイレン属としてはヒツジグサのみが自生していた日本に、外国産スイレンの輸入が始まったのは明治時代である。アメリカ合衆国で園芸を学んだ河瀬春太郎が東京に開いた「妙華園」で30種以上を育てた。大正時代には同好会がつくられるほど愛好者が増えた。二子玉川園(東京)の一部だった「五島ローズガーデン」にもスイレン池があり、運営母体である東急電鉄の鉄道駅にちなんで命名された品種(たまプラーザ、さぎぬま、青葉台)も育成された。日本独自の品種は、枯死や太平洋戦争で絶えたものもある。
※この「日本での栽培史」の解説は、「スイレン属」の解説の一部です。
「日本での栽培史」を含む「スイレン属」の記事については、「スイレン属」の概要を参照ください。
- 日本での栽培史のページへのリンク