散在ガ池とは? わかりやすく解説

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散在ガ池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/06 14:08 UTC 版)

散在ガ池
所在地

神奈川県鎌倉市今泉台7丁目

位置 北緯35度20分28.7秒 東経139度33分43.8秒 / 北緯35.341306度 東経139.562167度 / 35.341306; 139.562167座標: 北緯35度20分28.7秒 東経139度33分43.8秒 / 北緯35.341306度 東経139.562167度 / 35.341306; 139.562167
河川 砂押川
ダム湖 散在ガ池
ダム諸元
ダム型式 溜池
堤高 13.3 m
堤頂長 56.5 m
湛水面積 9495 ha
総貯水容量 29900 m3
利用目的 灌漑
着手年 / 竣工年 ??
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散在ガ池(さんざがいけ)、散在ヶ池、または鎌倉湖(かまくらこ)は、神奈川県鎌倉市今泉台7丁目にある明治時代初めに造られた溜池人造湖。現在は周囲の丘陵と森林とともに散在ガ池森林公園として鎌倉市民の憩いの場となっている[1][2]

概要

鎌倉市今泉から岩瀬を経て大船に至り、大船駅北側で柏尾川に合流する砂押川の源流地の沢にある。

散在ヶ池のある土地は、もともと今泉山称名寺の寺領だったが、江戸時代末の安政年間(1854年-1859年)のころに所有権を大船・岩瀬・今泉の3村に無償分与したため「散在の山」と呼ばれるようになったという[2]

明治時代となった1869年(明治2年)、小菅ケ谷村の代官であった梅澤与次右エ門が有志を募ってを構築し、沢の湧水を堰き止めて灌漑用の溜池を造った。これが「散在の山の池」ということで「散在池(さんざいけ)」と呼ばれ、後に「散在ヶ池(さんざがいけ)」になったという[2]

1959年(昭和34年)に堤の大規模な改修が行われた。1967年(昭和42年)-68年(昭和43年)には、背後の標高90メートル級の丘陵地の上部が造成されて今泉台という住宅地となると、その調整池としての機能が付け加えられた[2]

脚注

  1. ^ 16散在ガ池”. 鎌倉市. 2024年7月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 散在ガ池森林公園の紹介”. 鎌倉市. 2024年7月5日閲覧。

関連項目




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