改造社版『マルクス=エンゲルス全集』全29巻(本巻27・別巻1・補巻1、1928-33/35年)
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改造社の山本実彦や福田徳三らによって企画された。編纂にあたっては、労農派寄りの人物も多く参加した。これに対し、岩波書店・希望閣・弘文堂・叢文閣・同人社の5社聯盟による企画(全20巻予定、大原社会問題研究所の協力、日本共産党の支持)と競合し、双方が旧MEGAの編纂責任者であるリャザーノフに働きかけた。結局、改造社版が聯盟版との販売・製作競争に打ち勝って、1928年から1933年にかけて急ごしらえで「全集」を刊行した。また、1935年に『補巻ノ一』を刊行しているが、続きは刊行されなかった。
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