探知方式とは? わかりやすく解説

探知方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:26 UTC 版)

潜水艦」の記事における「探知方式」の解説

ソナーの探知方式には、アクティブ式能動式)とパッシブ式受動式)がある。 アクティブ式は、ソナーから探知音を出して、その音が目標命中して反射して跳ね返ってきた音を受信する方式である。しかしこの方式では、探知音を出すことでかなりの電力消費されるだけでなく、発した音波によって探知可能な距離よりも遠くまで届いた音波逆探知され、自らの所在暴露してしまう危険が伴う。 パッシブ式は、目標発した音響そのまま受信する方式である。自らの所在暴露してしまう危険はない。ただし、この方式による目標正確な位置測定精度アクティブ式に劣る。また、目標停止している場合音響が非常に小さ場合には探知することができない。 つまり、これら2つの方式には一長一短があり、それぞれの特性補い合わせるように利用する必要がある通常は、パッシブ・ソナー目標大まかな位置把握しておき、魚雷発射管制時など、目標精密測定必要な場合のみにアクティブ・ソナーを使う。

※この「探知方式」の解説は、「潜水艦」の解説の一部です。
「探知方式」を含む「潜水艦」の記事については、「潜水艦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「探知方式」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「探知方式」の関連用語

探知方式のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



探知方式のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの潜水艦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS