振動計
振動の変位、速度、加速度を計測する装置のこと。自動車の振動評価、解析で一般的に使われる振動計は、振動部に取り付けて振動を電気信号に変換するピックアップ、ピックアップからの信号を増幅するアンプ、および増幅された電気信号を記録する記録器から成り立っている。ピックアップではストレインゲージ型と圧電型が一般的で、測定できる周波数範囲は、ストレインゲージ型では0~数百ヘルツ(半導体ゲージでは~数千ヘルツ)、圧電型では数ヘルツ~数万ヘルツである。アンプでは微分、積分が可能で、変位、速度、加速度が測定できる。記録器にはぺン書きレコーダー、電磁レコーダーがある。
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