振り子式試験車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 00:20 UTC 版)
「小田原急行鉄道モニ1形電車」の記事における「振り子式試験車両」の解説
詳細は「小田急電鉄の鉄道車両#車体傾斜制御」を参照 1960年の車体更新の際に余剰となった1両分の車体は、1961年に空気ばね式自然振り子車両のテストに使用された。これは、小田急の鉄道路線の要所に存在する曲線を、線路改良せずに速度向上を図るべく試験が行なわれたもので、台車は2400形HE車用のFS-30を連節台車に改造したFS-30Xを装備した。試験の結果、空気ばね式自然振り子車両には問題が多いと判断されたことから、この後に小田急で行なわれる車体傾斜車両の試験は、強制車体傾斜式により行なわれた。なお、試験後は車体のみが相模大野で倉庫として使用された。
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