抗原としての機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:57 UTC 版)
ヒトの血管炎症候群やがんなどいくつかの免疫機能異常では、抗14-3-3ζ抗体の増加がみられることが示されている。14-3-3ζは抗原としてT細胞のTh1細胞やTh17細胞への分化に直接影響を与え、それによってIFN-γ(英語版)やIL-17の産生を促進する。MHCクラスII分子による14-3-3ζ抗原の提示は、IFN-γの産生に強く影響を及ぼす。この抗原としての役割の生理的重要性は不明である。
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