技術の柔軟化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 11:20 UTC 版)
技術を研究する際、『革新PK』では一定数の学舎が建設されていることが条件であったが、本作では学舎が廃止され、金銭と匠ノ町だけ(上位技術の研究にはさらに1種~2種の資源生産地の支配も必要)で可能になった。また同時にいくつでも技術を研究できるようになり、加えて武将の適性による制限がなくなった。一方で『革新PK』では一度、習得した技術は失われる事はなかったが、本作では技術が匠ノ町1つにつき1つずつ所有され、匠ノ町が他勢力に奪われるとその匠ノ町にあった技術も喪失するようになった(資源生産地が必要な技術については資源生産地を奪われると匠ノ町が奪われなくても喪失する)。これにより、領有している匠ノ町や資源生産地の数が持ちうる技術の数に直結し、大勢力に有利なシステムとなったが、技術の喪失の概念が加わった事で相手勢力を技術面で弱体化させられるようになり、高度な技術を保有している勢力にも対抗しやすくなった側面もある。水軍と築城のカテゴリーが廃止され、水軍技術は兵器技術に、築城技術は内政技術に編入された。かわりに内政技術から兵糧・募兵・軍馬にかかわる技術が分離した「牧農」というカテゴリーが作られた。南蛮との貿易により獲得する南蛮技術は廃止され、貿易に必要だった特産品も登場しなくなった。
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