打ち落とし法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/28 01:21 UTC 版)
紙掃き法ともいう。蚕がよく発生した時、種紙の裏、手指の接触する部分の毛蚕を掃き落とし、掃き立て紙の上9~10cmくらいの高さで卵の付く面を下に向けて、種紙の裏を羽箒の柄で4~5箇所打つと、毛蚕は紙の上に落ちる。この毛蚕を取り、量をはかり、蚕座に移す。毛蚕の量を正確に知ることができる。発生のよい場合はこれでよいが、発生が悪く2回掃き立てしなければならない場合は、未発生の蚕卵に強い振動を与えることになるため、推奨されない。
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