手習いの手本としてのいろは歌とは? わかりやすく解説

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手習いの手本としてのいろは歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 18:22 UTC 版)

いろは歌」の記事における「手習いの手本としてのいろは歌」の解説

仮名網羅しいろは歌は、11世紀ごろから仮名手習いをするための手本としても使われるようになり、江戸時代に入るとさらに仮名の手本として広く用いられた。大正時代に3,065の寺子対象行われた調査では、いろは歌手習い用いていたところは2,347箇所におよび、それに次ぐ「名」(近隣地名列挙するもの)より850箇所も多い。 明治時代以前平仮名は、ひとつの仮名複数異字体変体仮名)を有するものであったが、いろは歌手習い用いられるきの字体は、そのばらつきほとんどないことが知られている。その字体はほとんどが現代平仮名一致するものであって「え」「お」「そ」のみ異なる。このことから山田孝雄は、現代平仮名成立にこのいろは歌字体影響したことを指摘している。

※この「手習いの手本としてのいろは歌」の解説は、「いろは歌」の解説の一部です。
「手習いの手本としてのいろは歌」を含む「いろは歌」の記事については、「いろは歌」の概要を参照ください。

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