手掌多汗症の重症度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 02:12 UTC 版)
手掌多汗症は、発汗の程度により3段階のレベルに分けられる。数字が大きいほど症状がひどいことを表す。 レベル発汗の程度1湿っている程度。見た目には分かりにくいが、触ると汗ばんでいることが分かる。水滴ができるほどではないが、汗がキラキラと光って見える。 2水滴ができているのが見た目にもはっきりと分かる。常に濡れている状態だが、汗が流れ落ちるところまではいかない。 3水滴ができて、汗がしたたり落ちる。汗溜まりができる。 また、単位面積の単位時間当たりの発汗量測定により重症度を診断することも行われている。皮膚科学会の診療ガイドライン(2010年)では、2mg/cm2/分以上の発汗がある場合を重症、それ未満の場合を軽症と分類している。
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