房玄齢碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 10:00 UTC 版)
建碑は永徽3年(652年)と推定されている。房玄齢は唐の開国の功臣で昭陵に陪葬された。その墓碑がこれで昭陵博物館に現存する。碑文は早くから磨滅し、僅かに上部の5分の2くらいが読めるだけで、撰者・筆者・立碑の年月などは全く見られない。しかし、その書風から『雁塔聖教序』と同筆であることは疑いない。また建碑の年月は、『金石萃編』(きんせきすいへん)の著者、王昶の考証によって永徽3年(652年)とする説が多いが、確かではない。精拓本が極めて少ないので、『雁塔聖教序』のように注目されていないが、筆跡はそれと変わらない。
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