成績主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:11 UTC 版)
成績主義とは、採用、昇任、転任及び降任のすべてがその職員の能力の実証に基づいて行われなければならないという考え方のことである。これは、猟官主義(猟官制・スポイルズシステム)に対立する制度であり、政治的介入や党派的利益を排除し、行政の安定性、能率性を確保することを目的とする。すなわち、成績主義を導入することで、政治と行政を分離し、職員に、中立的な立場から、住民福祉の向上のために全力を挙げることを求め、またそれを可能とする環境を確保しようとしているのである。 なお、成績主義に反して任用を行った者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処される。
※この「成績主義」の解説は、「地方公務員」の解説の一部です。
「成績主義」を含む「地方公務員」の記事については、「地方公務員」の概要を参照ください。
- 成績主義のページへのリンク