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愛知川町

(愛知川村 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 04:56 UTC 版)

えちがわちょう
愛知川町
愛知川町旗 愛知川町章
廃止日 2006年2月13日
廃止理由 新設合併
愛知川町秦荘町愛荘町
現在の自治体 愛荘町
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 滋賀県
愛知郡
市町村コード 25424-0
面積 12.94 km2.
総人口 11,808
推計人口、2006年2月1日)
隣接自治体 彦根市東近江市
犬上郡 豊郷町
愛知郡 秦荘町
神崎郡 能登川町
町の木 モミジ(1975年1月制定)
町の花 ユリ(1975年1月制定)
愛知川町役場
所在地 529-1380
滋賀県愛知郡愛知川町大字愛知川72番地
座標 北緯35度10分 東経136度13分 / 北緯35.17度 東経136.21度 / 35.17; 136.21座標: 北緯35度10分 東経136度13分 / 北緯35.17度 東経136.21度 / 35.17; 136.21
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愛知川町(えちがわちょう)は、かつて滋賀県愛知郡(えちぐん)にあった町。近世には中山道66番目の宿場愛知川宿があった。明治天皇が御小休された部屋がそのまま保存されている。

2006年(平成18年)2月13日、隣接する秦荘町合併して愛荘町が発足し、愛知川町は廃止された。

地理

湖東平野に位置し、町域を愛知川宇曽川が流れる。

隣接していた自治体

歴史

古代・中世には東山道がこの付近を通っていたと考えられている。 近世には、中山道の宿場町として栄えた。歌川広重らが描いた木版画「木曽海道六拾九次」では、66枚目として愛知川にかかる無賃橋が描かれている。ただし、愛知川宿は江戸から数えて65番目の宿場である。

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、市村、愛知川村、中宿村、沓掛村、石橋村、川久保村、長野村、河原村及び山川原村の区域をもって、愛知川村が発足する。
  • 1909年(明治42年)10月1日 - 愛知川村が町制施行して、愛知川町となる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 愛知川町及び豊国村が合併して、改めて愛知川町が発足する。
  • 2006年(平成18年)2月13日 - 愛知川町及び秦荘町が合併して、愛荘町が発足する。

行政

歴代町長

  • 初代:西山勘次郎
  • 2代:辰巳又四郎
  • 3代:石山義雄
  • 4代:岡村彦太郎
  • 5代:石山義雄
  • 6代:中野和夫
  • 7代:小寺廣
  • 8代:平元真

姉妹都市

1998年8月14日 姉妹都市提携

教育

小学校

  • 愛知川町立愛知川小学校(愛知川町沓掛)
  • 愛知川町立愛知川東小学校(愛知川町豊満)

中学校

  • 愛知川町立愛知中学校(愛知川町市)

高等学校

産業

農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、愛知川村の篤農家は「細野繁明、阿藤市平、渡邊四郎、里西勘平、浦部新平、西村吉蔵、西村元次郎、神谷為吉、谷川磯次郎、西山元彌、藤居清吉、塚本貞次郎、松居吉平」などがいた[1]

主な企業

  • 三笠コカ・コーラ・ボトラーズ
  • 日本電産
  • タカタ
  • 栗本コンクリート
  • 立川ブラインド
  • 川島織物
  • 杉本インテリア
  • 日本デキシー
  • ユニックス

交通

鉄道

道路

一般国道

主要地方道

一般県道

施設

  • 東近江警察署愛知川警部交番
  • 保健センター
  • 愛知川町中央公民館、町営テニスコート
  • るーぶる愛知川
  • 近江上布伝統産業会館
  • ゆうがくの郷びんてまりの館
  • 平和堂愛知川店(アモール)
  • 愛映劇場 - 映画館。(1952年〜1967年頃)

名所・旧跡

  • 旧愛知川宿
    • 竹平楼(かつての旅籠屋。明治天皇の御座所が保存されている。登録有形文化財)
  • 豊満神社(鎌倉時代末の四脚門は国の重要文化財
  • 近江鉄道愛知川橋梁(開業当時の鉄橋が現在も使われている。登録有形文化財)
  • 旧愛知郡役所(大正時代の郡役所建築。滋賀県内に現存する唯一の遺構)
  • 愛知川祇園納涼祭花火大会(滋賀県湖東地方で最も歴史が長い花火大会)
  • 近江商人亭

伝統工芸品

出身者

脚注

  1. ^ 『大日本篤農家名鑑』346頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年12月15日閲覧。

参考文献

  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 商工省大臣官房統計課編『全国工場通覧』日刊工業新聞社、1931年。

関連項目

外部リンク




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