びん細工手まり
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びん細工手まり(びんてまり)は、滋賀県愛知郡愛荘町(旧愛知川町)に伝わる伝承工芸[1]である。狭い丸いガラス瓶の中に、その口よりも大きな、刺繍を施した手まりが入ったもので、丸くて中がよく見える(丸く仲良く)ことから、縁起物として床の間や玄関などに飾られる。かつては嫁入り道具のひとつとして、手作りのびん手まりを持参したという。
- ^ 当初は「伝承芸能」と表現されていたが、次第に「伝承工芸」へと訂正された。『広報えちがわ』では、336号(1995年8月)の「中学生が「びん細工手まり」に挑戦」の記事のなかで「町の伝承芸能である「びん細工手まり」づくりを〜」とあり、その後372号(1998年8月)の「第4回日本のてまり展…出展」の記事で「町の伝承工芸品であります「びん細工てまり」を〜」となっている。
- ^ 筒井正夫「モノが語る生業と暮らし」(『近江 愛知川町の歴史』第4巻 分冊1、愛荘町、2008)
- ^ 筒井正夫「モノが語る生業と暮らし」(『近江 愛知川町の歴史』第4巻 分冊1、愛荘町、2008)
- ^ 『愛知川町伝承工芸びん細工手まり保存会三十周年記念誌』(愛知川町びん細工手まり保存会 2003) なお、当初「伝承芸能」と呼称されたが、現在では「伝承工芸」という表現に移行している。
- ^ 福持昌之「秘伝と公開のはざまで―伝承工芸えちがわ愛知川びん細工てまりの保存―」(日本民俗学会第60回年会報告要旨・レジュメ、2008)
- ^ 『「びん細工手まり」の和―全国市町村提供情報集計報告書』(愛知川町、1999)
- 1 びん細工手まりとは
- 2 びん細工手まりの概要
- 3 関連項目
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