性空山神の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 08:51 UTC 版)
応永十二年、雲興寺二世天先祖命が真夜中に坐禅をしていると、雲興寺山中に住み人の肉身を食う鬼神が現れた。天先祖命は鬼神に罪業を懺悔させ、業報の本来は性空であることを説き、剃髪のうえ三帰五戒を授け、「性空上座」という号を与えた。鬼神は雲興寺山中を守る守護神となって村人や寺を病難・火難・盗難から守護することを誓い、門前の盤石の中に姿を消した。これ以降、門前の盤石は「性空石」と呼ばれ、盗難除けのご利益のある雲興寺守護神(性空山神)の住居として信仰を集めた。
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