徳源院跡(古河公方足利義氏墓所)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 03:37 UTC 版)
「古河総合公園」の記事における「徳源院跡(古河公方足利義氏墓所)」の解説
徳源院跡は、桃林に囲まれた一角にある古河公方ゆかりの寺院跡。寺名は第5代足利義氏の娘である氏姫(氏女)の法号による。鎌倉円覚寺末の臨済宗寺院であった。大小2つの石塔があり、大きな方が氏姫の子、足利義親のものである。石囲いがある小さな方は足利義氏のものとされ、茨城県指定文化財(史跡)となっている。本院は当初、第3代足利高基室の法号により「瑞雲院」と称し、次に第4代足利晴氏室法号の「芳春院」、最後に「徳源院」と改められたと考えられており、公方家代々の女性にゆかりが深い寺院であった。
※この「徳源院跡(古河公方足利義氏墓所)」の解説は、「古河総合公園」の解説の一部です。
「徳源院跡(古河公方足利義氏墓所)」を含む「古河総合公園」の記事については、「古河総合公園」の概要を参照ください。
- 徳源院跡のページへのリンク