後世における李常傑信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 16:56 UTC 版)
宋との戦で勝利を収めた李常傑は、多大なる尊崇を集めた。ベトナムの資料『皇越神祇総冊』と『歴朝憲章類誌』の記載によれば、李常傑の死後、その出生地である昇竜太和坊の住人は彼を福の神として祀り、篤く信仰した。李朝以降の各王朝においても信仰され、「翊運広威大王」と号された。ハノイには李常傑を祀った祠・機舍霊祠が現存する。現在においても、民族の英雄として尊崇されている。 1974年、西沙諸島の戦いの折、ベトナム人民海軍は第16号軍艦に「リ・トゥオーン・キエット」と命名した。
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