弾体の大型化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:48 UTC 版)
推進力を生む発射ガスが短時間ではなく飛翔中に継続して噴射するロケット弾では、発射機側に大砲のような強度は求められず、また、ロケット弾自身の噴射圧も比較的低く済むのでそれほどの強度は求められない。一方、砲尾で燃焼するため飛翔時の負担とはならない大砲の推薬と異なり、内部に推進薬を保持して発射後の加速期間に渡って燃焼し続ける必要があるロケット弾では、エネルギー効率の点で不利となり、必然的に弾体が大きくなる。
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