建設時の問題等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 01:37 UTC 版)
「バラカ原子力発電所」の記事における「建設時の問題等」の解説
2018年12月、前年の段階で3号機格納建物のコンクリート壁で、グリスの漏出が発見されたことが報道された。格納建物のコンクリート壁は、内部にテンドン(PC鋼線より線)を張って強度を高めたプレストレスコンクリート製(日本では大飯原子力発電所で同様の構造が採用されている)であり、グリスはPC鋼線より線の腐食を防止するために封入されている。グリスの流出がコンクリート壁の亀裂によるものであれば、コンクリート壁の強度が低下している可能性もあること、また長期的にみればPC鋼線より線の腐食が進行した場合、プレストレスコンクリートとして想定している強度が得られなくなる可能性もある。
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