序の部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 03:38 UTC 版)
囲碁論を集めており、班固『弈旨』、馬融『囲棋賦』、柳宗元『序棋』、皮日休『原弈』、呂公『悟棋歌』、徐宗彦『四仙子図序』、張擬「『碁経』十三篇」、劉仲甫『碁法四篇』(『棋訣四篇』)、王積薪『囲碁十訣』などが含まれている。 「『碁経』十三篇」は『忘憂清楽集』にも収録されているもの。中で囲碁の「品格」を9段階に分けて述べており(囲碁九品)、これが現在の日本棋院などのプロ棋士の初段から九段までの免状の文面として使われている。 「碁法四篇」には兵法に擬した記述も現われており、『孫子』などの影響が窺われる。 劉仲甫は宋代の代表的な棋士とされ、囲碁の技量をもって宮中に仕え、当時無敵を誇った。
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