広東語
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広東語(カントンご、中: 廣東話 / 广东话、英: Cantonese)は、粤語の一方言である粤海方言を基盤に成立した言語で、広州のみならず香港、マカオのほか、マレーシア、シンガポール、ブルネイの華人、および各国にいる華僑と華人の一部にも多くの話者がいる。欧米やオセアニアの華系社会でも主要な言語となっている。
注釈
出典
- ^ “Official Language Division, Civil Service Bureau, Government of Hong Kong”. Csb.gov.hk (2008年9月19日). 2012年1月20日閲覧。
- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Cantonese”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
- ^ Matthews 2007, pp. 226–227.
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- ^ Matthews 2007, p. 230.
- ^ “广东省人民政府令第165号《广东省国家通用语言文字规定》” (中国語). 广东省人民政府. 2011年12月26日閲覧。
- ^ “省政府召开新闻发布会通报通用语言文字规定有关情况” (中国語). 广东省人民政府. 2011年12月26日閲覧。
- ^ 千島英一. 標準広東語同音字表. 東方書店. p. 11,16. ISBN 978-4-497-91317-3
- ^ 入声(断音調[促音調])では、変調を除いて、第1声(陰入声[上陰入声])は大半が単母音(長母音は稀にしか現れない)と、第3声(中入声[下陰入声])は大半が長母音(単母音は稀にしか現れない)と、第6声(陽入声)は単母音・長母音の両方と結び付く。(中嶋幹起. 現代廣東語辭典. 大学書林. ISBN 978-4-475-00128-1)
- ^ 高平調 (55) は「超平声」と呼ばれることがある(本来の声調 (中・低調) から高平変調したものを含む)。(千島英一. 標準広東語同音字表. 東方書店. p. 16. ISBN 978-4-497-91317-3)
- ^ 入声(「超入声」)以外の本来の声調(中・低調)から高昇変調したものは「超上声」と呼ばれることがある。(千島英一. 標準広東語同音字表. 東方書店. p. 16. ISBN 978-4-497-91317-3)
- ^ Bauer & Benedict 1997, p. 131.
- ^ Szeto 2019, p. 43.
- ^ Bauer & Benedict 1997, pp. 162–163.
- ^ Matthews & Yip 1994, p. 26.
- ^ Yue-Hashimoto 1991, pp. 302–303.
- ^ Yue-Hashimoto 1991, p. 303.
- ^ Yue-Hashimoto 1991, pp. 303–304.
- ^ a b c Matthews 2007, p. 222.
- ^ Matthews 2007, p. 231.
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