幹部候補曹
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幹部候補曹(かんぶこうほそう)とは、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊において、入隊後の数年間を士・曹として勤務し、一定の経験を積んだ後に幹部に任官する自衛隊の採用制度および、本制度で採用された自衛官の呼称である。応募可能年齢は、20歳以上33歳未満[1]。
概要
令和7年度に新設された採用区分である。採用時に曹長に任命される一般幹部候補生とは異なり、士長として任命される。陸上自衛隊では採用から1年後に3等陸曹に、海上自衛隊・航空自衛隊は2年3か月後に3等海曹・3等空曹に昇任する。約4年後にそれぞれ陸曹長・海曹長・空曹長に昇任し、幹部候補生学校に入校する。
教育部隊
- 陸上自衛隊
- 第119教育大隊(多賀城駐屯地)
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
採用予定人数
- 令和7年度 ※男女の区別なし
- 陸上自衛隊:約110名
- 海上自衛隊:約50名
- 航空自衛隊:約60名
処遇等
- 初任給
- 大卒 :月額252,600円(幹部任官後:303,200円)
- 短大卒:月額235,300円(幹部任官後:299,000円)
脚注
注釈
出典
- ^ “令和7年度 幹部候補曹採用要項”. 防衛省. 2025年3月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
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