常磐井堯熙とは? わかりやすく解説

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常磐井尭熙

読み方ときわい ぎょうき

浄土真宗高田派の僧。専修寺21世。京都生。幼名は規宮、字は徳彰、号を墨山・洞陰居等。伊勢専修寺住職となり大僧正に任ぜられる。和歌優れ、『さみだれ集』等に詠歌採録されている。大正8年1919)寂、76才。

常磐井堯熙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 14:32 UTC 版)

常磐井 堯熙(ときわい ぎょうき、弘化元年12月27日1845年2月3日) - 大正8年(1919年5月23日)は、明治大正僧侶男爵浄土真宗高田派管長[1]

経歴

関白近衛忠煕の七男に生まれ、有栖川宮幟仁親王猶子となる。嘉永7年(1854年伊勢国真宗専修寺に入り、文久元年(1861年)円禧の後を継いで住職となり派内の異議問題を鎮定して派名を高田派と公称した。明治9年(1876年)真宗四派連合管長となって近代真宗の興隆に奔走した。法名は初め円禔、のち堯凞。明治5年(1872年)初めて常磐井家を称し、明治29年(1896年)に男爵となる。また明治18年(1885年)兄・近衛忠房の三男(堯猷)を養嗣子とした。和歌をよくし、「さみだれ集」「千代のみどり」「明治開花和歌集」などに収録されている。

脚注

日本の爵位
先代
叙爵
男爵
常磐井家初代
1896年 - 1919年
次代
常磐井堯猷


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