常信寺_(松山市)とは? わかりやすく解説

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常信寺 (松山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 01:23 UTC 版)

常信寺
所在地 愛媛県松山市祝谷東町636番地
山号 祝谷山
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 持統天皇4年(690年
札所等 久松家四ヶ寺
文化財 松平定行の霊廟(県指定史跡)
法人番号 3500005000256
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常信寺(じょうしんじ)は、愛媛県松山市にある天台宗の寺院。久松家四ヶ寺のひとつ。

歴史

  • 持統天皇4年(690年)、勅令により建立された法相宗の神宮寺が起源。
  • 大同年間(806年-809年)頃に真言宗に改宗、寺号を弘真院と改める。
  • 天長6年(829年)に天台宗に改宗、住職に光定を迎え、伝円仁(慈覚大師)作の十一面観音菩薩像を安置した。
  • 寛永12年(1635年)に松山藩主となった松平定行が松山城鎮護のため京の延暦寺、江戸の寛永寺の先例に倣って現在地に移転、寺号を常信寺と改めた。
    • 移転後の初代住職には憲海(天海(慈眼大師)の弟子)が就任した。
  • 宝永元年(1704年)に火災で焼失し、翌年再建された。
  • 寛政4年(1792年)に火災で焼失し、その後再建された。
  • 明治維新で庫裏や書院が破却される。その後復興した。

塔頭

  • 見明院
  • 本覚院

文化財

愛媛県指定史跡
  • 松平定行の霊廟[1]

脚注

  1. ^ 愛媛県指定史跡(松平定行の霊廟、PDF)

参考資料

  • 藤本数夫「祝谷山常信寺の歴史と松平家」伊予史談会『伊予史談』所収

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