師・安岡正篤の言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 18:02 UTC 版)
伊藤は『新装版 現代の帝王学』の「はしがき」において、私淑した安岡正篤の言葉を引用して、帝王学の3つの柱を説明している。帝王学の3つの柱とは、 原理原則を教えてもらう師をもつこと 直言してくれる側近をもつこと よき幕賓(ばくひん)をもつこと である。 師の安岡正篤から、「蘇老泉が名相、管仲を論じて『国は一人(いちにん)を以て興り、一人を以て亡ぶ。賢者は、その身の死するを悲しまずして、その国の衰うるを憂う』といっているが、それが帝王学の基本であり、しかも、その帝王学は『原理原則を教えてもらう師をもつこと』『直言してくれる側近をもつこと』『よき幕賓(ばくひん)をもつこと』の三つの柱から成り立っている」 と教えられたのをたたき台として、幾多の具体的な事実をつみ重ね、実証し、体系だてたのが本書である。 — 伊藤肇、(伊藤 1998b, p. iii) そして、この言葉をもとにして、多くの実例を集めて体系だてて書籍にしたものが『現代の帝王学』である。
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