市場における蔵米
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 06:41 UTC 版)
この意味での蔵米は、幕府や藩の蔵から換金のために市場に放出された米のことを指す。 江戸時代の諸藩は、収納した米をより有利な形で換金するために、江戸や大坂といった大都市に蔵屋敷を設けて廻米を行い、これを市中の米市場に放出・売却した。 なお、これに対して、こうした蔵屋敷を経由せずに商人の手で大坂などの大都市に集荷される米を納屋米と言った。
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