川尻秀樹とは? わかりやすく解説

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川尻秀樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/29 13:31 UTC 版)

川尻 秀樹(かわじり ひでき、1959年 - )は、日本の林業研究者、インタープリター、ツリークライマー、アーボリスト。

来歴

1959年岐阜県美濃市出身。日本大学農獣医学部を卒業[1]。その後、東京農工大学を経て、岐阜県林業センター(現:岐阜県森林研究所岐阜県美濃市にある、岐阜県が設置する公設試験研究機関)で、造林や育種関連の研究業務と林業短期大学校の講師を約20年兼務。2001年に開学した岐阜県立森林文化アカデミー岐阜県が運営する専修学校)にて、林業専攻の教授、2016年から副学長(所属長)。2019年から森林総合教育センターmorinosの森林総合教育課長、2024年から岐阜県立森林文化アカデミー特任教授。

この間、関市板取21世紀の森公園にある「カブスギの研究(株杉 [2] )」、ヒノキ採種園のカメムシ防除、スギの枝打ち技術、複層林施業技術、今須択伐林、石原林材株式会社の林業、コナラの組織培養などを主に研究。

著書

  • 「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達! 伐木造材術ISBN 978-4-88138-279-0
  • ISA公認 アーボリスト®基本テキスト クライミング、リギング、樹木管理技術ISBN 978-4-88138-376-6
  • ISA公認テキスト アーボリスト®必携 リギングの科学と実践ISBN 978-4-88138-361-2
  • 未来に残す森づくりのために 造林・育林実践技術ガイドISBN 978-4-88138-449-7

共著

監修

論文

  • 川尻秀樹, 安江保民, 大橋英雄, 中川一「岐阜県板取村のカブスギ集団の実態」『日本林學會誌』第71巻第5号、日本林學會、1989年、204-208頁、ISSN 0021-485X、NAID 110002830222。
  • 野々田三郎, 川尻秀樹, 木村等「ヒノキの幹曲りに関する試験」『岐阜県林業センター研究報告』第11号、岐阜県林業センター、1983年3月、53-67頁、ISSN 03887847NAID 40004039819 
  • 中川一, 川尻秀樹「枝打ち効率の向上について」『岐阜県林業センター研究報告』第16号、岐阜県林業センター、1988年3月、23-36頁、ISSN 03887847NAID 40004039837 
  • 川尻秀樹, 大橋章博, 和田清「ヒノキ採種園におけるカメムシ被害防除」『岐阜県林業センター研究報告』第20号、岐阜県林業センター、1992年3月、1-14頁、ISSN 03887847NAID 40004039860 
  • 川尻秀樹, 茂木靖和「組織培養によるコナラの増殖技術の開発」『岐阜県林業センター研究報告』第21号、岐阜県林業センター、1993年3月、19-40頁、ISSN 03887847NAID 40004039858 
  • 中川一, 川尻秀樹, 茂木靖和「ケヤキ天然林の生育状況とケヤキ稚樹の更新状況について」『岐阜県林業センター研究報告』第23号、岐阜県林業センター、1995年3月、1-18頁、ISSN 03887847NAID 40004039844 

脚注

  1. ^ 続・「読む」植物図鑑 - amazon(「著者について」を参照)
  2. ^ 川尻秀樹, 安江保民, 大橋英雄, 中川一「岐阜県板取村のカブスギ集団の実態」『日本林學會誌』第71巻第5号、日本林學會、1989年、204-208頁、ISSN 0021-485XNAID 110002830222 

関連項目

外部リンク




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