峰走り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/02 02:39 UTC 版)
峰走り(みねばしり)とは、春先に新緑が山の麓から頂へ駆け上がってゆく様子を、秋口に紅葉が山頂や稜線から麓へと駆け下りてゆく様子を表わした、日本語表現である。それぞれに、新緑の峰走り、紅葉の峰走りということが多い。日本における新緑の峰走りは、特にブナを主体とした植生のそれが見事なことで知られ、残雪の白、顔を出した土の黒に、目にも鮮やかな緑が加わって、他の季節には無い特別な美的景観を出現させる。こういった景観は日本画の画題になることも多い。
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