岩菅山から八方尾根へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/27 06:52 UTC 版)
「1998年長野オリンピックの滑降競技場設営問題」の記事における「岩菅山から八方尾根へ」の解説
長野オリンピックの招致活動が始まった当初、滑降の競技会場は志賀高原にある岩菅山が予定されていた。しかし、岩菅山はスキー場開発の進んだ志賀高原で数少ない手つかずの山であったため、長野県自然保護連盟などが自然保護を訴えて運動を行った。1972年札幌オリンピックでは恵庭岳の山腹を広範囲に渡って伐採して滑降競技場を設営し、「オリンピックによる自然破壊」と非難された前例もあったことから、長野県は1990年4月に岩菅山の開発を断念することになる。かわって会場とされたのが既存のスキー場である白馬八方尾根スキー場であった。
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