岩宇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 14:07 UTC 版)
岩宇(がんう)は北海道の後志総合振興局管内における地域区分の一つである。岩内郡と古宇郡の総称であり、岩内郡岩内町・共和町及び古宇郡泊村・神恵内村の4町村からなる。 面積605.58km2、人口19,859人、高齢化率36.6%(2020年国勢調査)[1]。
地理
積丹半島の西部にあたり、岩内湾に面する。南側の岩内郡は、堀株川や野束川が形成した岩内平野が広がり、その南にはニセコ連峰が聳える。北側の古宇郡は山地が海に迫り、平地に乏しい。
産業
沿岸部はニシン漁で栄えて以来、たらこやウニ、ホタテなどの漁業が盛んであり、平野部は農業が盛んで、米やスイカ、メロンなどが特産品である[2]。
交通
鉄道
路線バス
岩宇地域間、岩宇地域と他地域を結ぶ路線は以下がある[3]。同一町村内のみ運行する路線は各町村記事を参照。
- ニセコバス - 小沢線、雷電線、小樽線
- 北海道中央バス - 高速いわない号、高速ニセコ号
- 岩宇地域公共交通活性化協議会 - 岩宇地域海岸線「しおかぜライン」
主要道路
脚注
- ^ “岩宇地域公共交通計画” (PDF). 岩宇地域公共交通活性化協議会. p. 22 (2024年3月). 2024年6月30日閲覧。
- ^ “岩宇地域の概要” (PDF). 2024年6月30日閲覧。
- ^ “岩宇地域公共交通活性化協議会” (PDF). 北海道運輸局. 2025年6月26日閲覧。
- ^ “「神恵内線」の廃止について” (PDF). 北海道中央バス (2024年9月6日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “岩宇地域海岸線「しおかぜライン」について”. 岩内町. 2025年7月23日閲覧。
外部リンク
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