山陰中央テレビの鳥取県への電波相互乗り入れ後の状況
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「フジテレビ系列平日午前のワイドショー枠」の記事における「山陰中央テレビの鳥取県への電波相互乗り入れ後の状況」の解説
山陰中央テレビは1972年9月の電波相互乗り入れで鳥取県にもエリアを拡大したが、乗り入れ開始当初の競合2局(日本海テレビ・山陰放送)の裏番組がいずれもNETテレビ→テレビ朝日の『モーニングショー』だった。山陰中央テレビ(開局当時の局名はテレビしまね)は1970年4月に島根県域局として開局した。1972年9月22日の鳥取・島根の電波相互乗り入れで鳥取県にもエリアを拡大したのに伴い鳥取県でも『小川宏ショー』の放送を開始した。しかし、鳥取県域局として開局した日本海テレビ(日本テレビ系列)と島根県域局として開局した山陰放送(TBS系列)では、2局ともNETテレビ→テレビ朝日の『モーニングショー』を放送しており、山陰中央テレビにおける『小川宏ショー』→『おはよう!ナイスデイ』の裏番組が2局とも『モーニングショー』という状態が17年に渡って続いていた。しかし、1989年4月に鳥取県の地元紙が『モーニングショー』の日本海テレビ・山陰放送における2局同時放送を問題として取り上げたことから、日本海テレビは同年10月に『モーニングショー』打ち切り並びに『朝の連続ドラマ』と『ルックルックこんにちは』の読売テレビとの同時ネットへの変更でこの状態は解消された。 現在島根県・鳥取県に所在する民放3局における平日8時台・9時台は、2009年3月に山陰放送がテレビ朝日『スーパーモーニング』の打ち切り並びにTBS『はなまるマーケット』のネットを開始したことで、3局共キー局同時ネットになっている。
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