山羽儀兵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山羽儀兵の意味・解説 

山羽儀兵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 00:11 UTC 版)

山羽 儀兵(やまは ぎへい、1895年明治28年)2月2日 - 1948年昭和23年)2月4日)は、日本植物学者である[1][2]

経歴・人物

三重県に生まれ[1][2]、東京帝国大学理科大学(現在の東京大学大学院理学系研究科・理学部)植物学科に入学する[1][2]1918年大正7年)に卒業後は[2]、翌1919年(大正8年)から1928年(昭和3年)まで母校で教鞭を執った[2]。東京帝大勤務中の1927年(昭和2年)には理学博士を取得している[2]。翌年には留学のため離日し[1][2]ドイツを経てフランスで学んだ[1][2]

帰国後は東京文理科大学および東京高等師範学校(いずれも後の東京教育大学、現在の筑波大学)で教鞭を執り[1][2]、その傍らで原形質を中心に細胞学等の研究に携わる[1][2]第二次世界大戦後は日本共産党に入り科学技術の研究によって民主運動に参加する等晩年は社会運動家としても活動したが[2]、交通事故により急逝した[1]

著書

  • 『一般細胞学』
  • 『高等教育植物学概説』
  • 『細胞学概論』

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 山羽儀兵”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2024年2月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 山羽 儀兵”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2024年2月29日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  山羽儀兵のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

山羽儀兵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山羽儀兵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山羽儀兵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS