山背小林とは? わかりやすく解説

山背小林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/19 05:46 UTC 版)

山背 小林(やましろ の おばやし[1]生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物である。は直。

壬申の乱672年)のとき大海人皇子(天武天皇)の舎人で、皇子とともに吉野宮から東国に出立した二十数人の中の一人。

出自

山背氏(山背直)は山背国造家で、天津彦根命の後裔とされる天孫系氏族[2]

経歴

壬申の年(672年)の6月24日、吉野宮に隠棲していた大海人皇子は、兵を集めさせている東国に向かうため 妻の鸕野讚良皇女(持統天皇)とともに急いで出発した。このとき従うものは、草壁皇子忍壁皇子舎人二十数人、女官十数人しかいなかった。山背直小林は舎人の中の一人であった。

天武天皇12年(683年)9月、山背直は連姓を賜与されているが、この時に小林も賜姓されたかどうかは明らかでない。

脚注

  1. ^ 旧仮名遣いでの読みは「やましろのをばやし」
  2. ^ 太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年




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