山田真由美_(柔道)とは? わかりやすく解説

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山田真由美 (柔道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 00:24 UTC 版)

獲得メダル
日本
柔道
福岡国際
1999 福岡 57kg級
2000 福岡 57kg級
アジア柔道選手権
2001 ウランバートル 57kg級

山田 真由美(やまだ まゆみ、1976年6月25日 - )は、千葉県流山市出身の日本柔道家。現役時代は57kg級の選手。身長161cm。得意技は内股寝技[1]。現在は桐蔭学園高校柔道部の女子監督を務めている。夫は桐蔭横浜大学柔道部の監督で、全日本男子代表チームのコーチを務めていた廣川充志。現姓は廣川[2]

経歴

柔道は小学校2年の時に始めた[2]。しかし、6年の時に骨折したことを契機に一旦は柔道を止めた[2]。南流山中学時代は器械体操に取り組んでいたが、3年の時に柔道を再開した[2]松戸馬橋高校へ進むと、監督の菊川慶一の指導の下に力を付けて、1年の時には全国高校選手権61kg級で3位となった[2]。2年の時に菊川が市立柏高校に転任したが、どうしても菊川の指導を受けたくて、遠く市立柏高校まで赴いて指導を受けることになった[2]。全国高校選手権では決勝で夙川学院高校1年の山本千鶴子に敗れて2位だった[2]埼玉大学へ進むと、1年の時に正力杯で3位、優勝大会では決勝で拓殖大学に敗れるも2位となった[2]。2年の時には選抜体重別で3位、正力杯で2位となった。なお、この当時は左膝の靱帯を損傷して暫く試合から離れていた[2]。3年の時には正力杯の決勝で純真女子短大1年の日下部基栄に敗れた[2]。4年の時には正力杯の63kg級で優勝を飾った。さらには優勝大会でも優勝を果たした。全国女子体重別では決勝で夙川学院高校2年の新改七星に敗れて2位だった[2]。1999年には大学の同級生だった天尾美貴ともにコマツの所属となると、環太平洋柔道選手権大会で優勝を飾った。全国女子体重別57kg級では決勝で福岡県警の日下部に敗れて2位だった。福岡国際では決勝で世界チャンピオンであるキューバのドリュリス・ゴンサレス送襟絞で敗れた[2]。2000年の選抜体重別でも決勝で日下部に敗れてシドニーオリンピック代表にはなれなかった[2]。全国女子体重別で優勝を飾ると、福岡国際では3位だった[2]。2001年のアジア選手権では3位だったものの、全国女子体重別では連覇を達成した。また、埼玉大学大学院の修士課程を修了した[2]。2002年に引退すると、2008年には桐蔭学園高校柔道部の女子監督に就任して、山本杏嶺井美穂などの指導にあたった[2]。なお、寝技の名手として知られる小室宏二は、山田による腕挫十字固の極め方を絶賛したという[3]。2017年にはインターハイで朝飛七海と朝飛真美姉妹の活躍により、監督として全国大会初優勝を飾った[4]

主な戦績

61kg級での戦績

57kg級での戦績

(出典[2]、JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ 「平成13年度男女強化選手名鑑」近代柔道 ベースボールマガジン社、2002年2月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「入門! 一流の技術」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年8月号 92頁
  3. ^ 「入門! 一流の技術 内股」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年9月号
  4. ^ 桐蔭学園が柔道女子団体で初の頂点 広川監督「やってきたこと信じていた」/高校総体 サンケイスポーツ 2017年8月12日

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