山田康雄の評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:31 UTC 版)
「ルパン三世 カリオストロの城」の記事における「山田康雄の評価」の解説
ルパン三世役の山田康雄は本作をいたく気に入っており、パンフレット内では「これがルパン三世の神髄ではないだろうか」とも語っている。 山田は本作について「とにかく決定的に面白い。オープニングも話の展開も信じられないくらいだ。構成といい、絵といい、とても質の高いもので、こんなの見たこと無い。各所でギャグがちりばめられており、じつに楽しい」「ちょっと見ただけでは見過ごしちゃうようなところに手がかかっており、細かく描き込んでいる。これがルパンの精神だと思う。シャレていると思うね」と評し、「宮崎さん、大塚さん、バンザイだ」との讃辞も贈った。 アフレコの際、宮崎は「今回はこれまでと調子を変えて、例えばクリント・イーストウッドのような抑えた声をお願いしたいのでよろしく」と注文するが、自身でキャラクターを確立していた山田は「ルパンはまかしときな! 今更ごちゃごちゃ言われたくねーよ。ルパンは俺が決めてるンだ」と横柄な態度を見せた。しかし、試写を見終わった山田はその質の高さに態度を一変。「先程は大変失礼なこと言いまして申しわけございません。どんな無理な注文でも仰って下さい、何百回でもやり直します」と宮崎に頭を下げたという。
※この「山田康雄の評価」の解説は、「ルパン三世 カリオストロの城」の解説の一部です。
「山田康雄の評価」を含む「ルパン三世 カリオストロの城」の記事については、「ルパン三世 カリオストロの城」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から山田康雄の評価を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から山田康雄の評価を検索
- 山田康雄の評価のページへのリンク